~ 歴 史 ~

昭和55年に安武小学校の講堂にて開始。

 創立者の武田菊次郎先生は、少年期はヤンチャだった。しかし、柔道と出会い、市立南筑高校柔道部の創立者である深谷甚八師範の元、柔道を励み、自分が助けられたので、この柔道で地域の助けになりたいと考え、青少年健全育成を目的に安武道場を設立する。

 昭和55年、生徒募集の為、ビラ配りをして20名から安武小学校の講堂で、武田菊次郎先生(当時2段、現在4段)、末安元先生(初段)の2人で指導を開始する。講堂では畳を敷いて稽古をして、終了後は畳を片付けて帰宅していた。

 2年後、講堂での稽古が難しくなったので、近所に住む、末安義博(大工)が現在地に安武道場を立てる。画像にある看板は、当時の久留米市長から書いていただいている。

 はじめのうちは、指導の仕方がわからなかったため、久留米柔道クラブに指導の仕方を学びに行っていた。

 当時からも月・水・金の18:30~21:00まで、小学生から中学生が稽古に来ており、菊次郎先生の出身校である久留米商業高校の後輩達が練習にきて、生徒達を鍛えてくれていた。

 イベントとして、鏡開きや道場での合宿、高良山への山登り、バスハイクなどを行う。

 苦労していたことは、商売をしながらの指導だったが、他の先生に協力をしてもらったため、続けられていた。


 平成20年から代替わりして、現在の指導者で柔道の稽古を継続している。